小学生の男の子がポケモンGOで遊ぶ5つのメリットと2つのデメリット


ポケモンGOが流行っていますね。新しいポケモンが登場したり、イベントが実施されたり、新しい機能が搭載されたりなど、プレイヤーを引きつける魅力がたくさん詰まっていて、とても楽しく遊べます。


ポケモンGOはスマホで遊ぶゲームのため、大人がプレイするものと思われがちかもしれません。でも、親子で一緒に街に繰り出せば、小学生の男の子もとても楽しく遊ぶことができます。


そして、ポケモンGOは小学生の男の子にとっても様々な良い効果があります。ここでは、ポケモンGOをするといったいどんな良い効果があるのか、メリットとデメリットをご紹介したいと思います。


足腰がしっかり鍛えられる




まず、ポケモンGOは外に出かけて歩き回り、街の中で出会うポケモンをゲットするというゲームです。部屋の中にいてもポケモンはつかまりません。外に出て歩かないいけません。


たくさんのポケモンを捕まえようと思ったら、たくさんの距離を歩く必要があるのです。


3kmや4kmといった距離は当たり前です。小学生にとってはこれくらいの距離を歩き続けるのは大変かもしれませんね。実際、私の小学1年生の息子はポケモンをゲットしたいために、毎週末7~8kmくらいは歩いています。1日3~4km歩いて土日で7~8km歩く計算です。帰る頃にはクタクタで「疲れたぁ」と言っていますが、とても楽しく遊べるために、次の週末もまた遊びに行くということをここ3ヶ月ほど繰り返しています。


1年生なのに大丈夫かな?と思うのですが、疲れよりも楽しさの方が勝っているようです。


ゲームの内容は単純で、ボールを投げてポケモンに当てるだけです。うまくいけば1発で、多くても5回くらい投げればポケモンをゲットできます。小学1年生の子供でも問題なくプレイできます。





新しいポケモンを捕まえるたびに喜んで、もっともっとポケモンが欲しい、ということになるようです。


このような感じで歩き続けているために、足腰がかなり鍛えられています。おかげで、入学時にはクラスでかけっこはそれほど速くなかったのですが、今ではクラスでも上位になるくらい速く走れるようになりました。


また、少々の距離を歩いても「疲れた」と言わなくなり、ずいぶん頼もしくなりました。


大人にとっても日々の運動不足の解消になるのがメリットですね。私はデスクワークの仕事ですので、息子と一緒に歩くことで足腰が鈍らず助かっています。



地図の読み方を鍛えられる


ポケモンGOはGPSを利用して現在位置を表示しながらプレイするゲームです。実際の道が表示されていて、歩いているとポケモンが出現します。


ポケモンGOには近くにいるポケモンを表示する機能があり、下の画像のように、そのポケモンがどこにいるかを教えてくれます。








ゲットしたいポケモンが近くにいることがわかると、子供は「やった!取りに行く!」と喜ぶのですが、実際には今いる場所と目的地を照らし合わせて、どうやって行ったらいいかを読み解く必要があります。


このとき、私は子供にどうやってここまで行ったらいいかを考えさせるようにしています。


いつも教えているのは「画面右上にある方位磁石を見るように」ということです。「方位磁石の赤い方が北だよ。北はどっちかな?」と子供に考えさせます。




北がどちらかということを意識させ、そして今見えているポケモンの画面と北の方向を一致させて、どっちの方向に目的のポケモンがいるかを考えさせます。


こうすることによって子供の地図を読む力が格段にアップしました。今住んでいる街の東西南北がわかるようになりましたし、地図と照らし合わせながら読み解けるようになりました。



ポケストップには勉強の材料がいっぱい


ポケモンGOにはポケストップというものがたくさん登場します。これを回すと、ポケモンゲットに必要なボールやアイテムがもらえます。ゲームをする上でとても大事なのですが、実はポケストップには、子供の社会科学習に役立つ情報が得られることがあり、勉強にも役立つのです。

たとえば、ポケストップは下の画像のように丸い輪の形をしています。街の中の目印となるようなものに付けられていて、珈琲店などのお店についていることもあれば、神社や銅像、記念碑的なものにもつけられています。





ポケストップをタップすると下の画像のように変わります。





社会の勉強になるのは、神社や銅像、記念碑的なものにつけられたポケストップです。情報量が多いものも含まれていて、画像のように「>」マークをタップすると、さらに詳しい情報が表示されます。





この場合は、東京の神田川沿いにある淡路坂というところにあるポケストップです。なぜ淡路坂という名前が付いているのか考えたこともなかったのですが、江戸時代にあった鈴木淡路守の屋敷に由来するのだということがわかって、思わず「!!!」となったわけです。


これを読むと今まで何気なく見過ごしていたものが「へぇ?、そういうことだったんだぁ!」と頭の中に「ピカッ!」と電球が灯るようになります。ポケモンだけに「ピカ中」となるわけです。


大人でも勉強になるのですから、子供にとって勉強にならないわけがありません。


街を歩いてポケモンをGETしながら、その街の歴史の勉強ができます。楽しみながら勉強ができるので、まさに一石二鳥ですね。



たくさん歩いて街が大好きになる!




子供の記憶力はすごいなと思うことが多いです。街を歩いているとたくさんのポケモンが出てくるので、何を取ったのか忘れてしまいます。


しかし子供は「あの場所であのポケモンをゲットした!」と、ポケモンに加えて位置情報も合わせて覚えていて、「この間あそこの神社でいいポケモンが取れたから、今日も行こう!」と言うことがあります。


すごいなぁと思わずにはいられません。街とポケモンがリンクしてしっかりと記憶に定着しているようです。子供にとっては好きな場所が1つずつ増えていくんでしょうね。



外に行きたがらない子供が外出好きになるかも




「子供を外で遊ばせたいけどなかなか外に行きたがらない」、「小学生なのに外に出かけるのも嫌がる」というようなことはないでしょうか?子供は太陽のもとで活発に動いてもらいたい思うのが親の気持ちですよね。


もし、子供がポケモン好きで外出嫌いだったら、是非ポケモンGOを試してみてください。ポケモンGOは外に行かないとプレイできないので、どうしても外出する必要があります。


外出嫌いな子供でも、ポケモンをゲットしたいために外に行きたがるようになるかもしれませんよ。




人にぶつかったり転んだりしないように十分に注意して!


ポケモンGOの良い効果を色々とご紹介してきましたが、それでもデメリットがないわけではありません。


ポケモンGOはスマホの画面を見ながら歩き続けるので、どうしても画面に注意がいきがちです。人や物にぶつかったり、転んだり怪我をする可能性もあります。


そうならないように、しっかりとルールを設けましょう。


たとえばうちでは、ちょっと広めの公園や河川敷、神社などの場所などの安全で人が少ない場所でするようにしています。また、道でする場合は人が少ないところを選んだり、立ち止まってするようにしています。


怪我をしてしまってはせっかく楽しいゲームも楽しくなくなってしまいます。


また、誰か人が来たら端に寄るように促したりするなど、大人がしっかりと見ていて、注意するようにしています。決して子供だけにはせず、大人が十分に注意するようにしましょう




1日1時間程度を上限にしよう


ゲームをしていると視力が悪くなってしまわないか気になりますよね。


長時間近くを見続けるのは良くないので、プレイする時間の上限を決めておきましょう。ちゃんとルールを守ることを身につけるのに良い機会です。


1日1時間程度なら目が悪くなるということはありません。また、ディスプレイの明るさも調整しておきましょう。少し暗めぐらいの方が目に優しいです。




まとめ


ポケモンGOはスマホゲームですが、外に出かけてプレイするということもあり、足腰が鍛えられるだけでなく、街の歴史を学んだり、地図が読めるようになるという良い効果もあります。


もちろん、人や物にぶつかったり、視力の問題もありますので、きちんとルールを決めて遊ぶようにすると、とても有意義な時間が過ごせるようになります。


子供が外に行かなくて困っているというご家庭など、一度ポケモンGOで親子で一緒に出かけて見てはいかがでしょうか?








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