小学生で自転車に乗れないけど練習はどうしたらいい?




小学生になって自転車に乗れないと心配になりますよね。周りのお友達は普通に自転車に乗って遊んでいるので、乗れないことがわかると馬鹿にされそうで怖いです。

子供が恥ずかしい気持ちにならないためにも、早く自転車に乗れるようにさせてあげたいものです。では、どういう練習をしたら自転車に乗れるようなるのでしょうか?


自転車のペダルを外して練習する


自転車に乗るための練習方法として、まずは補助輪なしでやってみるというのがあります。でも、ただ補助輪を外しただけではなかなかうまく練習できないので、さらにペダルも外してやってみることをお勧めします。


方法としては、以下のステップで行います。

1.自転車のペダルと補助輪を外す。
2.自転車にまたがり、足の力だけで進んでみる
3.両足を浮かせて滑走する。
4.ペダルを1つつけ、片足をペダルに乗せて、もう片方の足で地面を蹴って進んでみる。
5.両方のペダルをつけ、親が背中を軽く押してあげる。
6.ペダルをこぐ練習をする。



自転車の練習をするときに感じる一番の恐怖は、転んでけがをすることです。
しかし、ペダルを外すことによって、足の動きを邪魔するものがなくなります。両足が地面についていると、とても安心して乗ることができます。


足で進む練習をしていると、バランスのとり方が少しずつわかってきます。小学生であれば2~3時間くらいでわかる子もいますし、1週間くらいかかる子もいます。気長に待ってあげてください。


慣れてきたら、足で地面を蹴って両足を浮かせて滑走する練習をしてみてください。バランスがとれて自転車に乗っていられるようになります。この状態ができれば、自転車が乗りこなせるようになるまでもうすぐです。


両足滑走ができるようになったら、ペダルを1つつけて片足を置いてみてください。両足をいっぺんに置くとバランスが取れず転んでしまうので、まずは片足からです。もう一方の足がいつでも地面に届くという安心感があるのが大事です。

この状態で地面を蹴って進んでみたり、親が背中を押してあげたりしてください。3.の両足滑走でバランスを保つ力がついていますので、意外と簡単にクリアできます。

そして、両足のペダルをつけて両足を乗せ、親が背中を押してあげてみてください。バランスを保つことができるので、ペダルを両足に乗せていてもスゥっと走っていくことができます。

そして最後は、親が背中を押している状態で、子供にペダルをこぐ練習をさせてあげます。そうすると、子供の力だけで自転車に乗れるようになります。

自転車の練習の定番として、以下のような会話ができるようになります。

こども:「絶対手離したらダメだよ。」
親:「わかった。」
こども:「ダメだからね。」
親:「もう放してるよ。」
こども:「えっ、ウソ。ワー、乗れたぁ!」




小学校低学年で身長が低ければ幼児向けのストライダーを利用する




「子供用の自転車のペダルを外したりつけたりするのが面倒だ」、という場合にはストライダーというペダルなしの自転車を買うのもアリです。ストライダーを使うと、自転車が早く乗れるようになると評判で、バランス力が身につきやすい乗り物です。

実際私の息子もストライダーを使って、4歳と1か月で自転車に乗れるようになりました。

ただ、幼児向けストライダーは2~5歳くらい、身長は110cm程度までが想定されているので、背が高い小学生だと少し小さいと感じるかもしれません。

もし、身長が110cm以下であれば、幼児向けのストライダーを利用してみるのもアリです。

通常の自転車よりも乗りやすい設計になっているので、バランスのとり方を覚えるのが早くなります。



115cm以上の身長があるのなら、16インチのストライダーを使ってみるのもアリ!


では、115cm以上の小学生はストライダーが使えないかというとそうでもありません。


ストライダーには16インチと20インチモデルもあり、背の高い小学生でも乗れるようになっています。


持っている自転車のペダルが外せないときなどには、16インチモデルのストライダーを利用してみても良いでしょう。


幼児用のストライダーにはブレーキはついていませんが、これらのモデルにはブレーキもついているので安心です。


レビュー →  ペダルのない自転車ストライダー購入レビュー




子供の自尊心を傷つけないように、こっそり練習させてあげよう


小学生になって自転車に乗れない、というと子供としては恥ずかしいと感じるかもしれません。

周りの友達の目が気になる場合もあります。ですので、なるべく人目がつかないようにこっそりと練習させてあげるのが良いです。

朝早く誰もいない公園で練習する、隣町の誰も知り合いのいない場所で練習するなど、子供が恥ずかしくないように環境を整えてあげましょう。